それにしても、「売れる商品!?」って、何が、どうなんだろう?
残念ながら、在庫してるだけ、注文や購入を待ってるだけで売れる商品なんて、この世にはそうそう存在しないのではないかな?と、つくづく思います。
結果として売れた商品はたくさんあります。しかも、長い期間にわたって売れ続けているすばらしい商品も多くあります。
売れる商品には「きっかけ」があり、売れ続ける商品には「理由」があります。
しかし現実は、一時は売れたけど、いつの間にか廃版になった商品が、数知れず・・・(反省)
いくらテレビで話題になっても、口コミ(うわさ?)が広がっても、商品そのもののクオリティが伴わないと、一時的には売れても、お客様の継続的なご支持をいただくことはできません。また、商品の本質が正しくお客様に伝わらなかったら、「満足」に辿り着く前にお客様が離れてしまします。そんな商品は、時間の経過とともにお客様の評価によって、シビアに淘汰されています。
反省と検証を真摯に行うことで、売れる(売れた)理由や、売れなくなった(継続しなかった)事実と理由を正しく認識することが大切だと思います。その上で、いかにお客様に喜んでいただける商品とサービスを創造できるか、そして伝える技術(デザイン)を高めることができるか、が、私たちのテーマです。
どんなに流行りに乗っかても、どんなによく見せても、商品の本質がスペックに対して真面目で誠実でなければ、かつ、お客様の役に立てるレベルの「高いクオリティ」がないと、お客様のご支持はいただけない。
逆に、どんなにすばらしい本質とポテンシャルを持っている商品でも、商品力にあぐらをかいて、お客様にその本質を伝える努力を怠れば、せっかくの商品もただ埋もれてしまうだけ。
だからこそ、この3つのチカラで、新たな感性価値を創造し、楽しくしっかりと伝えていくこと(=デザインコミュニケーション)が、大切だと痛感しています。
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